過払い金に対する
ブラックリスト掲載の4回目です
前回支払い中の過払い金返
還は確実にブラックリストに載るとお伝えしたのですが、そのブラックリストとは
そういうリストが存在するわけではなく、事故情報が記録されるということである
ということは「
ブラックリストとは何」でお伝えしました。過払い金返還をすると
「債務整理」と載り、
支払い不能である債務整理と同じ言葉を載せていたのです。
しかし、これでは、金融事故と不当利得の返還である過払い金返還は区別がつ
きません。それはまずいという金融庁のお達しから以後、過払い金請求は
「契約変更」という名に改められ、債務整理と区別されて載るようになりました。
しかし、しかしです。ポイントは
債務整理であろうと、契約変更であろうと情報が
載ってしまうということです。
「契約変更」という名のブラックリストといってしまってもいいでしょう。その情報を他社
が見たときには債務整理ではないが、過払い金返還をした者であるということは
すぐに判別してしまいます。金融業会にとっては過払い金返還というのは非常に
納得のいかない行為です。その者に対する印象は良いとは言えないでしょう。
それを見て新たな融資やカードの審査にどう影響するかは金融会社の判断次第
です。しかし、何も掲載されていない状態よりは良いとは言いがたいと思います。
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