中古車販売や古物商を営む時には古物商許可なるものが必要です。
ヤフオクなどのオークションに出品するために古物のオークション会場に
出入りするのにもこの古物商許可証なるものが必要なのです。
取得方法はいたって簡単で地元の警察に行って、提出するようにいわれた
書類を出せば取得できます。
司法書士だの、代書だの代行を頼む必要もありませんし、
古物商取得マニュアルなんていうものを
販売している輩がいますが、そんなものは必要ありません。
提出書類の中で唯一気になるのが身分証明書といわれるものです。
一般の人にはなじみのないものですが、これは、健康保険証とか
運転免許証というものではなく、
- 禁治産又は準禁治産の宣告の通知を受けていない。
- 後見の登記の通知を受けていない。
- 破産の通知を受けていない。
というものを証明するもので本籍地にあります。
金融ブラックになった理由に自己破産をされた方も居ると思いますが
破産したという事実が身分証明書に記載されるのです。
ですので、自己破産による金融ブラックは古物商許可証がとれません。
・・・・・・・・というのは過去の話です。
すいません。今では平成17年に破産法が変わり、裁判所は破産した事実を
本籍地に通知をしなくなりましたので成17年以降申立ての破産事件に
ついては、市町村から発行される「身分証明書」にも記載されなくなりました。
よって自己破産者の金融ブラックでも古物商の許可証は取得すること
ができます。あ、ただし自己破産者は免責が降りるまではだめです。
免責し復権すれば問題ありません。
金融大ブラックの私でも持っていますから・・・。
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