ブラックリストに載った私のＶＩＳＡカード

自己破産をすると当然ブラックリストになるのですが、
ブラックリストに載るだけではなく、自己破産すると

「免責」になるまでのある期間つけない職業があります。
代表的なのは所謂「士」業、たとえば、

弁護士　弁理士　司法書士　公認会計士
などなど、そのほかにもいろいろあるのですが、

これらの資格ははく奪されるのではなく、免責
されれば、復権という形でまた元の職業に就くことが

できるのです。自己破産をしたからといって一生
資格がなくなるわけではありません。

ただ、復権されれば元の通りクレジットカードが作れる
のではないかと思われる人が居ますが、

破産法上の免責と、金融情報のブラックは同じでは
ありません。免責されたからと言って、ブラックリスト

はやはり１０年間近くは載ることになります。
自己破産の復権は数か月ですが、個人信用情報の

ブラック扱いは１０年です。

ガス・水道・電気の支払いが滞れば最終的には
供給を止められてしまいます。

では滞納したということでブラックリストに載ってしまう
のでしょうか？

最近では携帯電話でも分割購入した場合に通話
料金の支払い滞納によりブラックリストになってしまう

くらいですので、公共料金の支払いでもなってしまうので
はないかと考える方もいらっしゃいます。

結論から言えば、公共料金はいくら滞納しても金融
のブラックにはなりません。

ただし、ただしです。

公共料金はクレジットカードによる支払いをしている方
残高不足で公共料金が引き落としされなかったという

ことが頻繁に起こった場合にはブラックリストになる
可能性があります。

これは公共料金だからというわけではなく、クレジット
会社にとっては購入したものの代金の引き落としが

できなかったという点で問題としているのです。

買い物などをした場合には購入金額や引き落としの
予定などを考慮してクレジットカードを利用すると思い

ますが、公共料金は常に把握しているとは限りません
夏場などはクーラーなどの利用により通常より

金額が跳ね上がる場合があります。
そんな時には要注意です。

公共料金をクレジットカード支払にしているのであれ
ば、銀行引き落としに変更する方が安全かもしれま

せん。銀行引き落としであればもし残高不足であれ
ば公共料金の機関からその旨連絡があるだけです。

クレジット会社とは全く無関係になりますので。