ブラックリストに載った私のＶＩＳＡカード

カード会社・消費者金融・ローンなどなど。
借り入れやカードの申請をすると、金融会社は申し込んだ者の情報

を個人信用情報機関を通して調べます。それを照会というのですが、
個人信用情報機関にはその照会情報というのも記録されるのです。

いくら金融機関でも好き勝手に情報を見ることはできません。申し込み者の
了解を得た上で個人信用情報機関に照会するのですが、通常は申し込み

のあった時にされるものです。
この照会情報は基本的には３ヶ月掲載されるようですが、短期間に

複数の照会情報が載っていると金融機関の印象はよろしくありません。
切羽詰っている状況であるとされるようです。

金融事故を起こしたわけではないので３ヶ月が経てば消えてしまう
のですが、こうした状況を申し込みブラックと呼ぶようです。

私のように正真正銘のブラックは関係ないのですが、まだブラックでは
ない方は短期間に集中してカードや借り入れの申し込みはしないほうが

よいでしょう。もっとも、必要があるからこそ申し込みするのだとは思います
が他社の申し込み状況も筒抜けですということを頭におかれておいた

方がよいでしょう。
ローンや、カード審査に通らない理由が枠やブラックリストであるのではなく
短期的な申し込み集中による申し込みブラックであったとしたら

残念です。

金融事故を起こすとブラックリストに載るのですが、それがいつ載るか？
それは延滞や債務整理をした金融会社がいつ、信用情報機関に掲載を報告し

たかによります。滞納したからすぐにブラックリストに載るのではなく1ヶ月
2ヶ月後に掲載されるのがほとんどのようです。

金融会社の事故情報がリアルタイムで信用情報機関に行くわけではありません
その都度申告しなければなりません。

そして中には延滞や債務整理をしても金融会社から個人信用情報機関へ
その情報が伝わっていなくてブラックリストではない、というケースもある

そうです。債務整理をしたけど載っていなかったとか、延滞を続けているが
載っていないとか、金融事故が全てブラックリストに載っているとは限らない

のです。ですので自分はブラックリストかと思っていたら違っていたという
こともあるかもしれません。

全銀協はご丁寧に載りますよと葉書で連絡してくれるので、あー載るんだな
と解りますが、他の信用情報機関はそういった連絡はしてきませんので、

念のため自分の情報を個人信用情報機関で確認すればラッキーなことも
あるかもしれません。